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GWに山形に行ったときに寄ったのが、 イタリアンの店『イル・ケッチァーノ』。 こちらのオーナーシェフである奥田政行 氏は、 TVドキュメンタリー『情熱大陸』でも紹介され、 今や名実ともに国内屈指の有名店なんです。 なお、こちらのお店の並びには『アル・ケッチァーノ』と いう店があって、そちらのほうはリストランテになっています。 実は、本来の目的はそちらだったんですが、 開店の30分前、11時に到着するも、 「当日分の受付は終了いたしました」の掛札が ![]() 途方に暮れていると、隣にもお店があるのを発見! こちらはカフェだったんですが、イタリアンな前菜や ピッツァなども食べられるようだったので、 せっかく来たんだからこちらに入ってみよう、ということに。 いろいろと食べてみました。 これは、藤沢かぶの菜の花の アンチョビサラダ。 カブ?どこにあるんだろう?と思っていたら、 “カブの”菜の花ということで、 ホントあの、菜の花と同じ形のものが入っていました。 カブもアブラナ科の野菜なのかな? なるほど、これのことだったんですね。 これを出される直前にバーナーで炙られています。 穂先の方はしんなりと、根元近くは焦げ目が付くくらいに しっかりめで、運ばれてきた途端にその焦げと、 春の息吹の青々とした香ばしさが発ちこめ、食欲をそそります。 アンチョビサラダということですが、アンチョビの風味は控えめで、 味付けはスライスされたハードタイプのチーズ (ペコリーノロマーノ?)と、炒めた角切りのベーコンの他は、 皿にほんのりとニンニクで香りづけがされているくらいで、 いたってシンプルです。 ホントに、野菜の風味、香りを味わうといった感じです。 ところでこの藤沢カブという野菜ですが、 庄内地方で古くから食べられていた在来種なんですが、 栽培がとても難しく、収穫量が少ないため、 現在では作っている農家は数軒しかないのだとか。 こちらのシェフは、こういった地元の野菜を使った 料理が真骨頂なんです。 こういった在来種の野菜は地元の市場にも出回らないところか、 下手をすると農家が自家消費する分しか作られていないような ものもあり(魚沼のかぐらなんばんや、長岡の巾着なすなんかが そうですね)、それらを農家に直にお願いして仕入れているのだそう。 他にも、自前の畑で育てたオーガニックな野菜を使ったり、 そのこだわりはかなりのもの。 このサラダだけでも食べに来た甲斐がありました。 まぁ、そうは言っても他にもいろいろ食べたんですが(^^ゞ これは、庄内豚のベーコンと 庄内きのこのピッツァ。 やや横長で、小ぶりなピッツァです。 もちろん、窯で焼きたてです。 こちらはオープンキッチンになってるので、 窯で焼いている様子をカウンターごしに観ることができます。 …と、観ると、シェフの奥田政行 氏を発見! ![]() てっきり本店の方に居るのかと思ってたのに…? それにしても、一生懸命、真剣に皿と向き合う その様はさすがでした。 でも、天才肌っぽいエキセントリックなピリピリとした感じはなく、 むしろ逆で、自ら料理を運んできてくださったりはもちろん、 空いたお皿を下げにも来てくれたりと、 ホント、気さくな人柄が感じられる方でした。 生地は全体に厚めで、外側はパリッと、中はふかふか。 ピッツァ、というよりは、薄焼きのパンに近い感じです。 具のベーコンときのこは、野菜と同じように庄内の地場産。 味のほうは、見た目ほど重くもなく、二人で食べるのには 大きさも手頃で、ペロッとイケちゃいました。 おいしかったです。 あと、デザートも。 これは、モンテ・ルナ。 モンテ・ルナ(=Monte Luna …月の山 の意)−山形の名勝地、 月山(がっさん)をモチーフにしたケーキです。 外側のスポンジ生地はバターを使わず、柔らかく軽く、さっくりと。 中のクリームに混ぜられている、シャリシャリの角切りりんごと、 モチモチの角切りカマンベールチーズとの食感の妙が楽しく、 また、りんごの甘すっぱさとチーズのわずかな塩気が いいアクセントに。甘さ一辺倒ではないほうが、 甘いのは別腹ではない私にはちょうどいいみたいです。 これは連れが食べた、ビスキュイとイチゴのムース (本当の名前は忘れました)。メレンゲをベースにして ふっくらとしたビスキュイ生地に、イチゴのムースが包まれています。 ムースは、イチゴの種のプチプチ感が小気味よく、 甘すっぱさがまったりと舌でとろけます。 女性にはこっちがおすすめかな。 食後のコーヒーはこちらのオリジナルブレンドで、 その名も、鬼ごろしブレンド。 あえてクセを出したであろう、苦味とスモーキーな香りが いかにも深煎りローストで、かなり苦い。 いやいや、苦くないコーヒーなんて飲めるかっ! ハッ、と、長旅のドライブの眠気も吹っ飛びました。 お店を後にして、店頭の案内を見てみると、 「本日はシェフが作っています」と 書いてありました。 狙ってきたわけではないのに、 今日はたまたまそうだったようで(^^ゞ ラッキーでした。 こちらが本店の『アル・ケッチァーノ』。 国道沿いにひっそりとたたずんでいます。 普段は予約無しでも食べられるようなんですが、 やっぱりGWはそうはいかなかったようです。 お店HPによると、予約は1ヶ月前から(!) 受けているとのこと。只者ではないお店です。 玄関には、井戸水が湧いています。お店では、 “イイデヴァの泉”(出羽三山からの湧き水の意)と 呼んでいるのだとか。 もちろん、料理にはこの水が使われています。 ちなみに、店名の“アル・ケッチァーノ”とは、イタリア語ではなく、 山形弁で、「在ったっけなぁ」の意味だとのこと。 で、“イル・ケッチァーノ”は、「居たっけなぁ」らしいです(笑) そんな、気取らず、さりげなくたたずむお店でした。 次回は予約を取って、野菜だけではなく、 庄内牛や出羽三山のジビエ、新鮮な旬の海の幸も 食べに行きたいなぁ。 ごちそうさまでした。 ★イル・ケッチァーノの場所はこちらです。 ★追記(2008.5.28):『情熱大陸』で奥田政行氏が紹介された時の ページが、番組サイトにありました。ご参考まで。 http://www.mbs.jp/jounetsu/2006/07_09.shtml ★ご覧の皆さん、いつも応援ありがとうございます。 今日は何位かな !? ★にほんブログ村ランキング ★人気ブログランキング ![]() 新潟のブログが満載! 地域情報(甲信越)ブログ UP ![]() ★私がにほんブログ村のなかで、 主宰をしているTBコミュニティです。 ![]()
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どうも。行かれたんですか!うらやましい。 |
ニュータイプジョイント 2008/05/18 07:59 |
味の決め手は水? |
red63676 2008/05/18 21:55 |
長岡ならさしずめ”アル・ガーテ”と”イル・ガーテ”ですかね。 |
じん 2008/05/19 07:42 |
>ニュータイプジョイントさん |
NORI 2008/05/19 11:48 |
>red3676さん |
NORI 2008/05/19 11:50 |
>じんさん、 |
NORI 2008/05/19 11:52 |
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