にいがた味がさね 〜NORIの食べあるき〜

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help リーダーに追加 RSS うまい!中越沖の地魚を食す! -鮓坐 久@柏崎-

<<   作成日時 : 2007/09/09 18:48   >>

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柏崎といえば、新鮮な海の幸が名物です。
この地で、旬の地魚を手ごろな予算で
食べさせてくれるすし屋さんが、
鮓坐 久』(すしざきゅう)です。
実はここ、『らーめん処 潤』の松本社長も
おすすめの店なんです。
いろんな土地の旨いものを食べている
社長をも唸らせる、その鮨とは…?

画像
※これはスズキです。おいしそうなので
 TOPに持ってきました。詳しくは後半に!


いろいろと食べたなかで
撮ったものだけになってしまいますが、
紹介してみます。


画像

右はボタンエビ、左は秋刀魚です。
新潟県で生エビというと、
南蛮エビ(甘エビのこと -南蛮(方言で唐辛子のこと)に
その姿が似ているのでそう呼ばれます)が多いので、
食べたのは久々でした。
南蛮エビは柔らかくねっとりしていますが、
このボタンエビはそれよりも身がぷりっと
して歯ごたえがあり、すっきりとした
上品な甘みがおいしいです。


画像

秋刀魚は身が柔らかく、脂が乗っていて、
生で食べると青身魚とは思えません。
とてもまったりとして、ちょっとしたトロのよう
後味は、のせられた刻みねぎでさっぱりと。
店主曰く、

このくらいの脂の乗りがちょうどいい

のだそうで。
秋刀魚はこれからさらに旬を迎えるわけですが、
鮨で食べるのには今がちょうどおいしい時期のようです。
でも、濃い味で、今日の前半に食べるには早かったかな?


画像

日本酒は二杯いただきました。ひとつは〆張鶴。魚沼の地酒です。
(※2007 9/9 じんさんより、魚沼ではなく、村上市だと
 ご指摘をいただきました。 NORIもまだまだですなぁ)
 
有名ですね。淡麗でキリッと冷やすとおいしい酒です。
鮨によく合います。
もうひとつは越乃景虎(景虎-上杉謙信の元服時の名です
 旗揚げの地である栃尾、諸橋酒造のお酒)。
同じく越後の地酒(写真のお酒がそれ)です。
やや黄みがかかっていて、
古酒に近い、コクのある味わいです。
淡麗辛口の酒は食前や生ものには確かにぴったりですが、
多く飲むにはやや物足りなく感じます。
(口当たりのよさにこれを
 ガンガン飲むと、後で後悔しがちです
二杯目はこれくらいの濃い味わいのほうが私は好きです。

あと、エビの味噌汁を出してくださいました。
エビを頼んだから、せっかくの頭を使って
作ってくれたのかな?
ミソからだしが良く出ていて、とてもおいしいです。
でもなんだか、締めの一杯みたいな雰囲気?
あと、一緒に上がりも添えられていたんですが、
この時点で他に4種(各2カンずつ)ほど食べていて、
来ていきなり生ビールも一杯飲んでいたので、
飲み客だと思われたんでしょうか(^^;
いえいえ、まだまだ食べますぜ、久のダンナ。


画像

これはしめ鯖

 店主:秋刀魚の後で物足りないかもしれませんが…

いえいえ、とんでもない!
しめ鯖さばなんて、なかなかお目にかかれません。
しかも、こんなに肉厚で大ぶりなのが
握りで(押し寿司じゃないですよ)食べれるなんて、
なんと贅沢な…!
(この辺でちょっと懐が心配になったんですが(^^;)
ちょっとクセがあるので、好き嫌いが
分かれるかもしれませんが、
日本酒を飲んでいる私には最高のアテです。
鯖というと押し寿司というイメージがあったんですが、
ネタケースに切り身が置いてあったので、
おっ?これは…と頼んでみたら大正解!
押し寿司よりもずっと酢の効かせ方が
まろやかで食べやすい。
身崩れしやすい魚のはずなのに、
しっかりまとまっているのは新鮮さ故でしょうか。
こんなにおいしいしめ鯖、初めて食べました。


そうそう、柏崎は漁港の町
地魚も忘れちゃいけません。


画像
肉厚なのにわさびがうっすらと透けて見えます。
きれいな身です。



これは鱸(スズキ)
実はスズキはこれで2皿目
店に入ってまず、

 N:とりあえず、地の魚でいいもの、ありますか?

と言ったら出してくださったのですが、
おいしかったので後半にまた頼んでしまいました。
そうしたら、ゲタの上でなく、
なにやら高そうな皿に盛られて出てきました。
すいません、飲んでいっぱい頼んでるので、
食べるの遅くて(^^;

画像
シャリのふわっとした、絶妙の握り具合がよく分かると思います。

これもしめ鯖と同じように、ネタが肉厚で大ぶりです。
身が締まっていて、弾力があります。
淡白な味わいですが、適度に脂が乗っているので、
噛むごとに甘みと旨みが増していきます
地のものでは、他にはメダイをいただきました。
こちらももちろん、おいしかったです。
あと、とか、食べてないものの他にも
いろいろおいしいものがありそうでした。



そういえば、中越沖の地魚といえば、
(というか、新潟県産の海産物が、)
中越沖地震での刈羽原発の損傷による、
風評被害が問題になっています。
海産物が放射性物質で汚染されたのでは?との
憶測で、売れ行きが良くないのだとか。
TV報道によると、寺泊の魚のアメ横に訪れる観光客が
減っていたりとか(これは、道路状況が悪いとのイメージも
関係あるようですが)、
ほとんど被害とは無縁だった、
長岡の奥座敷 蓬平温泉のとある旅館では、
「料理には日本海産の魚は使わないでほしい」と
(もはや中越沖はおろか、“日本海”になってます
要望する宿泊客までいたのだとか。

でも、新潟県の人々は、地震前と何の変わりも無く、
毎日食べています。
もし海産物に放射性物質が残留しているとしたら、
今ごろ大変なことになっています。
だいたい、漏れたのは核燃料のような
強力な放射性物質ではなく、
冷却水。言うならば放射線汚染物質です。
これは似ているようで大きく違います。
これ自体が核分裂を繰り返して強力な放射線を
長年に渡って出すようなものではないんです。
これについては、新潟県も詳しく情報公開しています。


★新潟県
 柏崎刈羽原子力発電所関係情報

http://www2.pref.niigata.jp/niigata/Webkeiji.nsf/92b0c4428967548549256fd7002ee1e9/49256fd5005b6a2a49257347004481f4?OpenDocument


県が6回に渡って調査した、
県産農林水産物全ての品目、
および原発の前面海域の海水、
果ては佐渡沖の海洋深層水からも、
放射性物質は検出されませんでした。
今回、漏れた放射線物質は、放射線量に換算すると、
放射能泉として知られる、ラドン温泉9リットル分。
自然界から受ける放射線量に比べれば、
問題にならないほど微量(12億分の1に相当)なのだそうです。
また、環境保護団体グリーンピース・ジャパンが
独自に行った調査でも、自然界のレベルを超える
放射線は検知されなかったようです。


これでも、まだ風評にこだわりますか??


こちらのご店主にもお話を聞いてみたところ、
地震直後は沈んでいた木片やゴミが港に浮き、
その片づけで漁師の皆さんは大変だったのだそうです。
また、地震で海の様子が変わったせいか
地魚はやや水揚げが少ないものの、
魚には以前と全く変わったところはないそうです。
私は今まで、何気なく県産の海産物を食べていましたが、
今回、そのおいしさと、産地の方がいかに
その食材を大切にしているかを
改めて知ることができました。

あと、柏崎と言えば、「そばよし」「盛来軒」「北京」といった、
古くからあるラーメン店が多い街だというイメージが
強かったのですが、地元の方に言わせれば、

柏崎は、やっぱり魚でしょう

という他ないんですよね。
私も、柏崎に出向いて食べる機会は
夏の海水浴のときくらいしかなかっただけに、
今まで気づかず、もったいないことをしてきたなぁ…と
思いました。


こちらの店には今回、二人で行ったんですが、
二人とも8種くらい食べて、私は三杯飲んで、
しめて7千円弱でした。
安い!ホント、安すぎです。あんなにおいしくて、
丁寧な仕事のしてあるものが、この値段とは!!
ちょっとした居酒屋で飲むのと変わらないです。
まぁ、今回はウニや大トロなどは食べなかったんですが、
タチ(カウンター)で飲んだりしたこともあり
いくらなんでも1万円ちょっとはいくかな、と
覚悟していたんですが…
これなら、気軽に毎月でも食べに来れそうです。
実際、お客さんには小さい子供を連れた家族や、
近くのスナックのママさんらしい方、
年配のご夫婦など、いろいろな方がいました。
こんなに旨いものをいつも食べれるなんて、
近所の方々がうらやましい。
いい店を知ってしまいました
ぜひ、また行ってみたいと思います。



柏崎は、地魚も最高!!


ごちそうさまでした。




鮓坐 久の場所です。



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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
風評被害の問題は深刻ですよね。
今現在はある程度落ち着いてきているとは思いますが。

中越沖地震の取材で来ていたマスコミの人達が宿泊していたのは出雲崎〜弥彦辺りの民宿や旅館らしいんですが、風評を垂れ流していた彼ら自身が地魚を食べていたというオチもあるみたいで・・・

噂によると、弥彦辺りの旅館で一泊7000円に値切って泊まったら、朝食はご飯と味噌汁と漬物しか出なかったとブツクサ言ってたらしいです。

足元見て値切るからだっつーの!
素泊まりより安い料金で泊まってるんだから、朝食出るだけありがたいと思え!!

そういってやりたくなりました。

あと、〆張鶴は村上のお酒です。
じん
2007/09/09 22:21
じんさん、コメントありがとうございます。

う〜む、いろいろとあるんですね。
出雲崎の妻入りの家並みにある民宿なんか、
地魚食べなかったら何のために泊まりに
いくんだか分からないですよね。
食べてたとしても、仕事の常宿って
感覚で、ただ泊まっていたんだと
すれば、ホントかわいそう。

〆張鶴!そうでしたか。
魚沼で働いてたときによく飲んでいたので
勘違いしていました。
緑川とごっちゃになってるみたいです。
お恥ずかしい限りで…
ご指摘ありがとうございました。
NORI
2007/09/09 23:29

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